
どうも! イヤホンをドアノブに引っ掛けてスマホを落下させる成人男性のニコアちゃんです。
今回レビューするイヤホンの購入日は2020年の3月15日で、記事の最終更新日は2022年4月23日。購入した場所はAmazonです。
SONY MDR-XB75APの直感的レビュー
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僕は最初、このイヤホンを購入した時に『微妙だな~』って思いました。
──けど、使っているうちにその良さが分かるようになったので、最終的にはそこそこ満足しています。
僕はオーディオオタクではないので、他製品との比較材料が少なくて、そこまで詳しいレビューはできないです。なので、素人意見だと思ってもらえると助かります。
最初の頃は音のこもりを感じた
このイヤホンを始めて試聴したときに感じたのは、音のこもりですね。正確には「濁り」という方が正しいのかもしれないです。
それとこのイヤホンは、キンキンした音を拾いやすい印象があります。特に、「人の声や動画」を見ると耳がキンキンします。
……ただ。数週間このイヤホンを使ってみたら、「MDR-XB75APは他のイヤホンでは拾えなかった楽器の音などをうまく拾っている」という事に気づきました。
エージングをしたり使っているうちにだいぶ良くなった
1ヵ月間使っていたら音が柔らかくなって、使用開始から9ヵ月目にもなるとその違和感は完全に消え去りました。
エージングや長期間の視聴をすることで音のこもりはなくなるみたいなので、エージングはかなりオススメです。
イヤホンによく使われる言葉で、新品で買ったイヤホンを使っていくうちに、どんどんと音が良くなっていくことを「エージング」と呼びます。
出典:サウンドハウス
信じられない人もいると思いますけど、エージングをするとマジで音が良くなります。中には、「キミがイヤホンに慣れただけじゃん! イヤホン自体はよくなってないだろ!」って思う人もいるもしれないですけど、そんなことはないと思います。
マジのマジで、音は良くなります。エージングで音が良くなるのは事実です!(個人の感想です)。
耐久性は完璧
イヤホンを購入することにおいて重要なのは「音質」だけではないです。
そもそもなぜ僕はこのイヤホンを購入したのでしょうか?
…………。
……。
それは、前のイヤホン(final E3000)が壊れたからなんです!!

見比べてみると分かると思いますが、MDR-XB75APのコードは太いです。質感はゴムみたいな感じで、耐久性が凄くありそうに見えませんか?
…………。
……。
実際、finalのイヤホンは購入してから9カ月程度で壊れちゃったんですけど、「MDR-XB75AP」は購入してから2年以上が経った今でも壊れていないので、かなり耐久性があるじゃないかなって思います。
間違えて3回くらい洗濯機で回してしまったのに今でもピンピンしているので、凄すぎです。……ちなみに、イヤホンを濡らしてしまったときは「日陰に2~3日くらい干す」ことをオススメします。
濡れた状態で通電させなければイヤホンは案外助かります。
耳に入れにくいからダメ
音質△→○ 耐久性◎
であることは分かってもらえたと思いますけど、悪い点がもう一つあります。
それは、このイヤホンが
凄く耳に入れにくい!ということです。
──いや、なんていうんですかね? もうなんか、めちゃくちゃ耳からポロポロと落ちるんですよ。
カナルのゴムがデカい(?)せいで、耳から外れやすいのかもしれないですね。……それか、アレかな? このイヤホンがゴツゴツしてるせいかな?
…………。
……。
まあとにかく、凄く落ちます。ホントにすごく落ちますよ😅 あとそれと、ゴムもポロポロと落ちるのでストレスが凄く溜まります。
定期的にゴムを変えれば多少は落ちにくくなると思うんですけど、それでもやっぱり、ほかのイヤホンと比べると『落ちやすいな~』って感じました。
ボタンが便利
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イヤホンのコード部分についている操作ボタンですけど、これはすごく便利でした。

ある程度値段のする最近のイヤホンなら「ボタンは大体ついている」と思うんですけど、やっぱりボタンがあると便利ですよね。
ちなみにこのボタンもイヤホン本体と同様に、かなり耐久性があります(洗濯機で3回以上洗っても壊れなかったですね)。
感度もまあまあ良くって、このボタンで不満を感じたことは一度もないですね。
実はマイクが付いている

操作ボタンの裏にマイクが付いています。
音質はiPhoneのマイクよりは良い音をしていると(個人的に)思うので、これ目当てで購入するのも悪くないかもしれないですね。……。とはいえ、期待のし過ぎはNGです。「イヤホンのおまけ」としてみたら十分にいい性能をしていると思います。
左のイヤホンと右のイヤホンを手触りで認識できる

この山みたいになっている部分(凸)も便利です。
夜道や暗い部屋の中で簡単に、手触りで左右を判別することが出来るので、左右を判別したい人にとっては地味にありがたいデザインだと思います。
普通のイヤホンにはあんまり付いてないんですよね、左右を判別できるデコボコ。
世間の評価と僕の感想
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Amazonの評価は軒並み高くて、星は4.8。他のレビューサイトもだいたい高評価を獲得しているっぽいですね。
──それで、僕の最終評価は
音質○ 耐久性◎ 装着性× マイク○ その他の便利機能◎ってところですかね。
最終的に僕も満足しているので『定価7840円以下なら買っても悪くないんじゃないかな~』って思ってます。
ただ、残念なことにこのイヤホンは生産終了してプレミアが付いちゃってるみたいなので、買うなら別の商品か後継機を買うことになると思います。
…………。
……。
ホントにオススメなのはfinalのイヤホンですね。
……というか、今イヤホンを買うのならワイヤレスイヤホン一択です。有線のイヤホンは不便よ~😅
最近買ったこのイヤホンが凄く良かったので、こちらをどうぞ!
スペック
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ヘッドホン部 | |
---|---|
型式 | 密閉, ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 12mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用) |
感度 | 112 dB/mW |
マグネット | ネオジウム |
再生周波数帯域 | 4Hz-26,000Hz |
インピーダンス | 16Ω (1KHzにて) |
最大入力 | 100mW (IEC) |
コード長 | 約1.2m リッツ線Y型 |
コードタイプ | Y型 |
入力プラグ | 金メッキL型 4極ミニプラグ |
質量 | 約9g |
マイクロホン部 | |
方式 | インラインマイクロホン |
型式 | エレクトレットコンデンサー型 |
指向特性 | 全指向性 |
有効周波数帯域 | 20Hz-20,000Hz |
開回路電圧レベル(0dB=1V/Pa) | -40 dB(0dB=1V/Pa) |