今回は「ライザのアトリエ2」のレビューをしていきたいと思います。書くのがめんどくさくてだいぶ遅れてしまった😅
ちなみに、プレイ時間を見たら70時間を超えてました。本作はボリュームありますね!!(クリアまでは40~50時間程度だと思います)。
ライザのアトリエ2 レビュー感想
スポンサーリンク

今作「ライザのアトリエ2」はふともも大好き人間たちのおかげで大ヒットした「ライザのアトリエ1」の売り上げを継いでいるので、開発費がかなり豊富にあったんだと思います。
いままでのアトリエと比べるとかなりお金がかかってる印象がありますね。
お金がたくさんかかっているので、全体的にクオリティは高くなってました。トゥームレイダーっぽい(ぽい)アクションができるようになったり、乗り物要素が増えたりして非常に楽しめたと思います。
僕は面白いゲームだと思いました。
・ 前作をやる必要性
本作はファンディスク要素が強いゲームです。主人公のライザも他のキャラクターも大半は前作からの続投なので、前作をやらないとかなり置いていかれると思います(公式サイトに載ってるキャラは続投8、新キャラ8ですね)。

錬金術(調合システム)や戦闘だけでも楽しめるゲームだと思いますが、ストーリーの大半は同窓会みたいな話なので、ライザ1をやらないつもりの人も「あらすじ程度は読んでおいた方がいいんじゃないかな~」って思います。
・ シナリオ、ストーリー

ストーリーは遺跡探索と「フィー」と呼ばれる謎の生物に関する物語です。
世間ではこのストーリーの評判があまり良くなかったんですけど、僕は「ボロクソに言われるほど酷くはなかったんじゃないかな」って思いました。
リディー&スールとライザ1のシナリオがまあまあしっかりしていた点と、遺跡の謎を解明していく流れがストーリーの期待値を上げすぎてしまったんでしょうね。ライザ2のシナリオは従来のアトリエと同じくらいのレベルです。全然楽しめるレベルだと思います。
ちなみに「ライザ2」は前回参加していたメインライターの人(灼眼のシャナの作者さん)が抜けてます。世間でこのことを指摘する人が多かったみたいなので、「ライザ3」では再び採用する形になったみたいですね。
スポンサーリンク
・ 採取
前作以上に採取できる道具が増えました。アイコンで何を採れるか確認できるようになったのは分かりやすくて良いですね。
ただ、アイコンが表示されるようになったせいで採取できる楽しみが少し(ほんの少し)減ったような気がします。分かりやすさと引き換えに面白さが減ってしまうのは難しいところですね。
・ 錬金術、調合
調合システムは前作の上位互換になってると思います。変な要素とかも追加されてないので良かったと思いました。「ソート(検索)しにくい点」や「アイテムが抜けてることが分かりにくい点」は少しマイナスですね。履歴機能みたいなのがあると楽なんですけど。
・ 戦闘
戦闘はかなり楽しかったと思います。考える暇がないくらいテンポが速かったですね。なんか音ゲーをやってる気分。
ただ、速くはありますけど難しくはないです。ほとんど直感で操作できるので誰でも簡単に遊べると思いました。
物語序盤は戦闘でアイテムをほとんど使ってませんが、後半ではかなり使えたので良かったんじゃないかなって思います。武器やレベルを上げて「殴って勝つ」こともできるので、攻略方法がいっぱいあって良かったと思います。
・ ロード時間
僕はPS4で遊んだんですけど、「起動時のロードが結構長いんじゃないかな」って思いました。それ以外は特に気にならなかったですね。PS5だと爆速らしいので、起動時のロード時間が気になる人はPS5で遊んでください。
・ 画面酔い
FPSが高いせいだと思いますが、何回か画面酔いしました。

設定で自動回転をオフにして速度を下げると多少は楽になると思います。あと、モニターの真ん中にマスキングテープを貼ると楽になりますよ。昔から語り継がれてるゲーマーの知恵です。
・ エリア、マップ

エリアは立体的に広くなったと思います。水の中に入れるようになったり、ツタとかにも登れるようになりました。あと、今まで柵とか岩とかには登れなかったと思うんですけど、今作では登れるようになってましたね。
かなり行ける場所が増えた印象があります。
悪い点は、エリアが立体なのに対してマップが平面なところです。複雑化してるので結構迷いましたね。まあ、どこからでもワープできるのでストレスはそんなにたまらなかったんですけど、ここはもう少しなんとかなった部分なんじゃないかなって思います。
・ 遺跡探索
スポンサーリンク
遺跡探索は本作のメイン要素ですが、あんまりいい印象はないですね。僕は「街でアイテムを作って作業してるアトリエ」が好きだったんですけど、フィールドをぐるぐる回される探索の要素は調合のテンポを崩してる感じがして好きじゃなかったです。
あと、この記事の後でまとめてる「炎の遺跡」が良くなかったと思いました。
・ えっちに寄せすぎてて気になる

前作が太もも目当ての人たちにバカ売れしたので、今作は太もも目当ての人の期待に応えまくってます。
道中に挿入された穴をくぐるアクションとかはお尻が強調されててあんまり好きじゃなかったですね。どうせえっち目当ての人たちは勝手にえっちな絵を描くんだから公式がわざわざやなくてもいいのに😅
まあ、期待に応えるのも仕事だとは思いますけど、どうせやるならもっと上品なえっちにしてほしかったです。でかいケツを大画面で見せられても「デケェ!」としか思えないですから。スポーツ観戦か?

あと、このカエル泳ぎモーションだけはなんとかならなかったんですかね? あまりにもマヌケすぎます(記事を書くのが遅すぎた。……頼む。改善していてくれ、ライザ3! ※3では改善されてました!!)。
以降はネタバレあるかも。
炎の民の集落・炎の仕掛け
スポンサーリンク

メインストーリーの「炎の仕掛け」ってやつが非常に分かりにくかったです。普通にプレイしてたら絶対に詰まると思うので、最悪でした。
「斧のランクを上げれば見つかるかも~」って書かれてますけど、ランクを上げるだけじゃ何も変わらないですし、光の玉を集めるイベント(こいつも最悪)と同時に発生してるので非常に分かりにくいです。
しかも、この光の玉を集めるイベントは「炎の仕掛け」を解かないと進めないんですよね😅

50%の探求手帖(ダンガンロンパみたいなアレ)を解くことが「炎の仕掛け」のイベントに繋がってます。光の玉はあるだけ集めて、集められないやつは諦めてください。「炎の仕掛け」を解くと通れない道に通れるようになります(木が燃える)。
あと──

出入り口付近の宝箱は取れます。ツタが見にくいだけで😅
キャラクターに対する感想

短パンを穿いてコロコロコミックを読んでそうなレントくんがやさぐれてたのが良かったと思いました。そんなレントくんとは対照的に、都会に出て垢ぬけたタオくんといじめっ子だったのにただただ優しいお兄ちゃんになっちゃったボオスくんも良かったと思いました(知らん人が誤解する)。
・ フィー
本作の鍵になるマスコットキャラクターですけど、僕はそこまで愛着湧かなかったですね。世間の評価を見る限り、このフィーってキャラの印象が薄かったのが低評価の真の原因なんじゃないかなって感じます。
別に悪いキャラじゃないんですけど、「フィー」としか鳴かないですし、あんまり一緒に旅してる印象がないんですよね。もう少しここに工夫があれば名作になってたかもしれないです。……。
けどまあ、面白いゲームだと思いました!!
ライザ1のレビューも書いてます。
・ アトリエ感想
他のアトリエの感想も書いてるので、興味のある人はどうぞ~。
コメントをする(URLは不可).