TATEditor（無料の小説縦書きエディタ）の文字数とか原稿用紙のおすすめ設定

　今回はWindowsのパソコンで使うことが可能なフリーの執筆用ソフト「Tateditor」の紹介をしたいと思います。小説を書くつもりの人にはこのソフト、凄くオススメです。

・　内容

　TATEditorとは？
　TATEditorの導入方法・おすすめの設定

TATEditorとは？

TATEdutirとは シンプルな執筆ツール

引用：TATEditor

　TATEditorのソフト・アプリを製作した人は「環状の時計」という方で、ソフト・アプリの料金は無料です。

　TATEditorのソフトはWindows用のソフトなんですけど、iosのアプリとAndroidのアプリもあるので、スマホで文章を書く人にもオススメの執筆ツールです。

・　保存形式

　保存形式はWindowsの標準メモソフトなので簡単にバックアップを取ることができます（テキストファイルをコピーするだけでバックアップが可能）。

・　ルビも振れる

　上の画像のようにルビを振ることもできます（≪≫ の中に文字を入れるとルビが漢字の横に付きます）。

　漢字以外（ひらがなやカタカナ）も、『｜』を挟むことでルビを振ることができます。なので、「約束された勝利の剣（エクスカリバー）」みたいなルビ振りもできますね。

・　字数とページ数

　右下にある数字はページに換算した時の枚数です。

　2←現在のページ、/19←合計のページ数、(26)←400字ごとに増える目安。みたいな感じです（上の画像を参照）。

　左下の数字は文字数ですね。

　ちなみに『ルビもこの字数に含まれてしまう』ので、ルビを振るのは最後にしたほうがいいです。

　455←選択している文字のある場所、/8423←合計の字数。です（上の画像を参照）。

・　追記

　改ページは「.」を押せばできます。

　また、EPUBの出力もできます。

TATEditorのおすすめ設定

・　設定

　下の画像を参考にして設定をしてみてください。

　チェックマークがついているのは「装飾機能」「縦書き表示」「ページ表示」「アウトラインツリーを表示」です。

↑　簡易設定ウィザード

　文字数（フォント数）が選択できない場合は『設定オプションを表示』に進んでください。

・　行数

　行数字数は「送りたい公募と同じもの」にすればOKです。

　こだわりがない場合は17×42にするといいと思います。

・　使用しているフォント

　僕が使用しているフォントは「源暎こぶり明朝というフリーのフォント」です。こだわりがなければフォントは適当でいいと思います。

・　以下『設定オプション』の設定

　Glaphの設定はデフォルトのままです。

　上の画像ページ（Glaph）には「表示→設定オプション」から行くことができます。

・　Page変更点

　上の画像を見て同じようにしてください。

「ページサイズを直接指定」「書字方向にページを並べる」などの項目を変えるのを忘れずに。

「Pageの設定」と「Textのページ」を正しく設定すると、かなり見栄えが良くなると思います。

「行を折り返す」にチェックを忘れずに。

・　PDFにする方法

　ファイルの「PDF出力・印刷」をクリックすると、書いた文章をPDFファイルとしてダウンロードすることができます。