TATEditor(無料の小説縦書きエディタ)の文字数とか原稿用紙のおすすめ設定


 今回はパソコンで使うことが可能なフリーの執筆ソフト「Tateditor」の紹介をしたいと思います。小説を書くつもりの人にはこのソフト、凄くオススメです。


 内容

 TATEditorとは?
 TATEditorの導入方法・おすすめの設定

TATEditorとは?

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TATEdutirとは シンプルな執筆ツール

引用:TATEditor

 TATEditorのソフト・アプリを製作した人は「環状の時計」という方で、ソフト・アプリの料金は無料です

 TATEditorのソフトはwindowsのソフトなんですけど、iosのアプリとAndroidのアプリもあるので、スマホで文章を書く人にもオススメの執筆ツールです。

 保存形式

 保存形式はwindowsの標準メモソフトなので、簡単にバックアップを取ることができます(テキストファイルをコピーするだけでバックアップが可能です)。

 TATEditorの全体図

全体図

 設定完了時の全体図は上の画像みたいな感じですね(少し見にくいと思ったので、下に拡大した画像を置いておきました)。

ルビ打ちが可能

 ルビも打てる

 上の画像のようにルビを付けることもできます(≪≫ の中に文字を入れるとルビが漢字の横につきます)。

 漢字以外(ひらがなやカタカナ)も、『|』を挟むことでルビ付けをすることができます。……。なので、「約束された勝利の剣エクスカリバー」みたいなルビ打ちもできますね。

 可視化される字数とページ数

右下にある数字はページ数

 右下にある数字はページに換算した時の枚数です(これが見れるか見れないかで、やる気も効率も変わってくると思います)。

左下の大きな数字は文字数

 左下の数字は今まで書いた文字数ですね。ライターは字数で料金が決まる仕事が結構あるので、これが見えると便利です。

 ちなみに、ルビもこの字数に含まれてしまうので、ルビは最後に打つことをオススメします。

TATEditorのおすすめ設定

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 設定

「表示設定」の設定はデフォルトのままでよかったと思います。

表示設定はこんな感じでいいはず
17×42は文庫本と同じ字数

 行数字数は送りたい公募と同じものにすればOKです。

 17×42は確か、電撃文庫と同じ行数字数でしたかね? 特にこだわりがなければ上の画像と同じでいいと思います。

 ……。ちなみに、僕が使用しているフォントは源暎こぶり明朝っていうフリーのフォントですね。


 上のページでフォントの紹介をしているので、興味がある人はぜひ、ダウンロードしてみてください。ちなみにフォントも無料です(一部は有料)。

Glyph

 Glaphの設定はデフォルトのままだったはずです。

 上の画像ページ(Glaph)には表示→設定オプションから行くことが出来きます。

Page

 Pageのページ表示はデフォルト設定じゃなくて、カスタマイズした設定ですね(そうだったはず)。

 これは結構重要な設定なので、ちゃんとチェックマークを入れて、数字を合わせて設定してください。

「Pageの設定」と下の画像の「Textのページ」を正しく設定すると、かなり見栄えが良くなると思います。

Text

「行を折り返す」はチェックを入れた方ががいいんじゃないかなって思います(これを変えると見やすさがだいぶ変わるはずです)。

PDFにして本にする方法

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PDF出力

 ファイルの「PDF出力・印刷」をクリックすると、書いた文章をPDFファイルとしてダウンロードすることができます。そしてそれを開くと、下の画像のような感じになります。

完成したPDF

 赤線の部分(ページ表示)をクリックするとページを左右2ページで表示できるようになるので、「本みたいな感じで確認したい人」はここのボタンを押してみてください。

 青の線が引かれたボタンは「横幅の拡大縮小ボタン」ですね。ここを押すとファイルが見やすくなると思います。──で、緑の丸はページ数のことですね。

 …………。
 ……。

 おしまい。

 僕はこのソフトを使ってノベルを書いているので、販売したら買ってください。お願いします(2023年に発売予定です)。