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コオロギ食の安全性・危険性とプリン体、痛風リスクなどの誤解やデマ、食糧難のメモ


 コオロギ食に関する個人的なメモです。独自の解釈が入っています。

※ 記事内に虫の画像は1枚もいないですが、リンク先には虫の画像があります。

 結論

 ネットの内容はだいたいデマか誇大表現。
 荒れるのでこの記事を消したい。凄く(でも残すよ、僕らのインターネットの為に)。

コオロギ食に関してのメモ 感想など

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 昆虫食が最近勧められるようになったきっかけ

 牛が発生させるガスが温暖化を加速させていることや、将来的に起こる食糧危機に向けて、意識の高い欧米が始めた。日本はそれにあやかった感じか。

 昆虫はガスの排出量が少なく、牛や鳥などと比べても『飼料のコスト』が少ないなどのメリットがある。

 昆虫食は2010年頃から盛り上がってきていて、世界の昆虫食の規模は2025年には1000億円以上の規模になるらしい。

画像:世界の昆虫食市場 2025 年に 1,000 億円規模に

 コオロギ食、コストの問題

 昆虫は変温動物のため飼料変換効率が高い(飼料のコストは少ない)が、人件費や気温を30度に保つなどの部分でコストは非常にかかる。現時点で昆虫食はかなりの高級品

 需要と供給の問題から現在は高騰しているが、大量生産されるようになれば安価で提供できるようになるらしい。

 捨てられるような食材を使用することで食品ロスの問題を多少は緩和できるかもしれない。食品ロスのリサイクルについては研究中。今使われてるエサは普通どころか質の良いエサらしい(参考)。

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 コオロギ食の安全性や危険性

 一部地域の人は(最低でも49の国では)コオロギを普通に食べている。ネットで騒がれているような危険性はデマや誇大表現の可能性が高い。少なくともプリン体、細菌、加熱の点は誤解を招く書きかたがされている。

 ただし、コオロギはエビのような成分を持っている為、アレルギーの問題は存在する

 寄生虫に関しては養殖場で育てていることと、加熱処理、粉末化などの工程を踏むため問題はない。が、生産規模が大きくなった場合や飼育を続けることのリスクが不明。

 企業規模の継続的な多頭飼育は前例がないため今後何かしらの問題が発生する可能性はある。

 今食べられているコオロギは管理が行き届いている印象があり、日本の食品企業は衛生面に厳しく細心の注意を払っている。

 痛風のリスク。プリン体3141.93mgの誤解。

 2013年のデータによると「コオロギの幼虫はプリン体が多く、痛風の人には適していない」ということが書かれている。同論文ではコオロギの幼虫がプリン体を3141.93mg保有しているということも画像で表されている。が、このプリン体というのは総プリン体を表している数字であり、食事性プリン体のことではない。

画像:Purine derivate content and amino acid profile in larval stages of three edible insects

 日本の食品に掲載されているプリン体は食事性プリン体の為、コオロギ幼虫のプリン体は605.91mgになるだろう。……まあ、これもかなり高い数値なのだが、コオロギを食べれば必ず痛風になるという話ではないし、あくまでもこれは乾燥された幼虫の話だ。成体になればプリン体の数はもっと低い数字になるだろうし、乾燥した(水分量のない)食品とボイルした鶏の胸肉を比較してるのも公平性のある比較にはなってないなと思う。また、世間で証拠として挙げられてるデータソースは全てJournal of the Science of Food and Agricultureという雑誌に載った論文に収束している。

 有料でバックナンバーを読めるので、気になる人は「Volume 94, Issue 1のPurine derivate content and amino acid profile in larval stages of three edible insects(食用昆虫3種の幼虫期におけるプリン誘導体含有量とアミノ酸プロファイル)」を読んでみてください。

 追記:乾燥の意味

 もうコオロギの話をしたくないので書きたくないんですけど、乾燥コオロギって『乾燥されたもののこと』ですよ? 海水100gと塩100gの塩分量の違いくらい簡単に想像することができますよね? 水分が飛ぶ『乾燥』ってそういうことです。乾燥食品やパウダーなどを普通の食品と比べること自体がもともとおかしいです。

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 コオロギの味

 エビのような味らしい。そのまま食べると足がひっかかるらしい。基本的には粉末にして他の食べ物に混ぜ込む感じか。

 給食に出した問題点

 食品としてのルール(アレルギー表示など)が明確に定まってない段階で出したのが問題。日本の政治家も普及させたいのならさっさと食品としてのルールを定めるべきだろう……。あと、今回話題になったニュースは給食じゃなくて調理実習

https://youtu.be/Ol8mGn5yAUU
 問題になった動画↑(荒れてるせいか非公開になってる。僕もこの記事を非公開にしたい。めんどくさいのに凄く絡まれる……)。

 ちなみに、コオロギ粉末を使ったのは学校と子供の判断で、子供は高校生で食物科に属していました。←これ凄く重要なことなのにすっぽ抜けてる。

 コオロギの補助金

 コオロギに6兆円の補助金が払われているというのはデマ。補助金は畜産や農業に払われてるもの。

 コオロギ食のゴリ押しが凄いという話について

 突然コオロギ食品を発売するようになった企業が増えたようにも見えるけど、「コオロギが一部で話題になったから企業が使うようになった」ってだけで、別に国がコオロギ企業と協力して陰で手を引いてるって話ではないと思う。

 企業は新しいものにすぐ挑戦をしたがるから、それがちょうど重なったってだけだろう。国も話題になってるものは取り上げるし、芸人とかも話題になりそうなものはすぐ取り上げるだろう。陰謀論を信じるのは個人の自由だからどうでもいいと思うけど、陰謀論を信じておかしな行動をとってしまうのは良くないことなんじゃないかなと思う。

 牛乳の廃棄問題について

 国がコオロギに関心を持つことと牛乳の廃棄は別の問題。どちらも取り組むべき課題のため、コオロギに関わっている企業にヘイトが向いてるのはなんだかな~って思った。牛乳の廃棄問題は国の問題で、コオロギに関心を持ったから廃棄されたというわけではない。

 あと、牛乳の廃棄は国だけの問題ではない。牛乳を加工する工場や保存する場所や流通させるための人員や「消費する人たち」の問題だ。

 それと、牛乳の消費を憂いてるいるのなら「牛乳を素材に使うこともある企業」を批判するのはかなり狂っている。パンメーカーは頑張ってます。いい企業です(ダイレクトマーケティング)。

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 コオロギ食は食糧難に対するひとつの選択肢

 このまま世界の人口が増加して発展途上国が先進国になったりすれば、食糧難は日本でも起こるだろう。それに対する回答のひとつがコオロギ食だ。

 別に、『食べたくない人は食べなくてもいい』と僕も思うけど、コオロギ食に対して否定している人の意見は全然論理的じゃない。

 少なくとも、デマを流したり企業や学校に迷惑をかけるのはどうかしている。文句が言いたいのなら全部国に直接言うべきだろう。

 食糧難は食品ロスを解決すればなんとかなるという話について

 20億人分の食品ロスが存在するため、これらの問題を全て解決することできれば飢餓の問題は解決できるだろう。だが、実際問題、現時点で食品ロスを完全に解決するのは現実的なことではない

 また、世界の食品需要も年々上昇している傾向にあるため、貧しい人たちに食料が行きわたるかどうかは微妙なところだ。

画像:総務省

 日本は輸入に頼っている国の為、魚や肉を食べられなくなる可能性は大いにある。一部の国は自国の食糧需要を優先して、飢餓で苦しんでる国に輸出をしなくなる可能性もある(可能性ね)。

 インドのような「人口が多くて世界に期待されている国」が先進国になった場合も、「世界の先進国には食料があるのに日本には食料がない」みたいな状況になってしまう可能性だってあるだろう。

 コオロギのエサを食べればいいという話について

 それはその通り。「野菜だけでも人間は生きられる」ということはビーガンたちによって身をもって証明されている(だいたいやつれているけど😅)。

 ただ、人間が食べることのできない不可食の部分をコオロギのエサにすることができる可能性(可能性)はあるだろう。もしもこの技術が現実のものになった場合、コオロギは食品ロスの救世主になるかもしれない。

 別にその「実現するかどうかもわからない技術」がなかったとしても、食の選択肢が増えるのは悪いことではないだろう。実際にコオロギの飼料変換効率は高いのだから。

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 コオロギはエサを選り好みするから飼育が難しいという話について

 その問題が正しいかどうかは知らない(育てた人にしか分からないだろう)けど、仮に問題があったとしても遺伝子操作やゲノム編集でなんとかできるかもしれない。野菜を品種改良したように、人間が育てやすいコオロギを作ることは可能だろう。コオロギのサイズも人間の努力で大きくすることができる可能性がある(遺伝子操作やゲノム編集の問題はまた別の話😅 あと、ゲノム編集については僕が勝手に言ってるだけ)。

 嘘や誤解を招く言い方をしてコオロギ食を否定する人たち

 食べたくないことを主張するのは正当なことだし、国に対して不信感を抱いて国に文句を言うのも間違いではないけど、コオロギ食という物自体を完全に否定してしまうのはあまり賢くないと言える。ましてや、嘘や誇大表現を使って民衆を騙すのはどうなのかと……。

 コオロギ食は世間に受け入れられるのか

 食文化はそう簡単には変わらないため、ハッキリ言って受け入れられないだろうな~と僕は思う。だが、食糧難は起こる可能性が非常に高い問題の為、誰かが解決の道を考えなければならない。

「美味しい食べ物やそれを世間に提供するシステム」を作るためには結構な時間がかかる為、できる限り早い段階で問題に取り組む必要があるだろう。パンメーカーにクレームを入れている場合じゃない。

 先進国において食糧難は起こらないという話について

 先進国の出生率は下がるという傾向にあるが、インドのような発展途上国が先進国になったときのことや、水不足や食品を生産している国が自国のために輸出の制限するなどの問題についてはあまり考慮されていない印象がある。

 日本は輸入大国の為、世界の人口が増加することや他国の先進国化などによって食糧難が起こる可能性は十分にある。また、日本が豊かならそれでいいという話でもない。一方が豊かで一方が貧しいという状況になれば戦争に発展する可能性だってあるだろう。

 それに、先進国は大丈夫だというのは強者の理論だ。全世界で食糧難が起こるようになってつらい思いをするのは貧乏人だろう。アメリカだって全員が豊かなわけじゃない。

「虫を食べさせられるのは罰ゲームだと」そう思う人もいるかもしれないけど、飢えってのは本当につらい。うどん1袋と納豆1パックだけで生活してみたらわかるだろう。

 コオロギは貧乏人の救世主になるのかもしれない。

 ……。あと別に、コオロギを日本人が絶対に食べなければいけないって話でもない。コオロギを食べる国に「日本で作ったコオロギを輸出する」ことだってできるし、日本で培った技術を海外で展開することだってできるんだ。

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 凄く荒れるのでこの記事消したいです。広告もわざと増やしてます。

 コメント欄もコオロギアンチが毎日のように来るので封鎖してます。

 あと、コメントやお問い合わせを送るとAPIと送信端末がしっかりと保存されるので荒らさない方がいいです。やめよう! 荒らし。自分の人生のために👮 嫌いなやつに裁かれたくないでしょ。

7件のコメント

嘘を使われるぐらい嫌われてるという自覚が足りないんだよ。

このまま昆虫食が一般化して普及した場合、経済的に昆虫を食べざるを得ない状況になるのが怖い。
選択肢を広げると言うけど、それなら別の食品でそのアプローチをして欲しいなぁと切に思う。ゴキブリみたいなのを食わないと生きていけない世界なんて惨めすぎるし、その可能性が僅かでもあるのなら嫌だ。
と思うのでデマを広げる人の気持ち分かるなぁ。

自分で選択できる世の中になれたらいいですね。この記事を書いたときはパンメーカーが可哀想という憎しみの気持ちで書いたんですけど、正直僕もあんまり好きじゃないですよ、昆虫食。正しい方向で戦っていくなら応援したいですね。作る側も、食べたくない人たちも

>もうコオロギの話をしたくないので書きたくないんですけど、乾燥コオロギって『乾燥されたもののこと』ですよ? 海水100gと塩100gの塩分量の違いくらい簡単に想像することができますよね? 水分が飛ぶ『乾燥』ってそういうことです。乾燥食品やパウダーなどを普通の食品と比べること自体がおかしいです。
コオロギ食のメリットをうたう資料ではコオロギ乾燥粉末と普通の食品を比較してコオロギの素晴らしさをアピールしてますが?おかしいの?

Q.コオロギの乾燥粉末100gも一気食いするのか?しないだろ!
A.FUTURENAUTが販売しているコオロギパンキットでは1回30gのコオロギ乾燥粉末を使用するので100gは別に大げさな量ではない

Q.コオロギだけ乾燥粉末になってるからプリン体が多く見えるだけ!比較としておかしい!
A.コオロギのタンパク質の多さをアピールする資料でも鶏肉100gと乾燥粉末コオロギ100gを比較しているので、公平である

Q.コオロギがプリン体多すぎっていう科学的根拠あるのか!
A.ある

Q.その海外研究のコオロギはnymph、つまり幼虫でしょ?日本で売られてる食用コオロギは成虫だから条件が違う!
A.FUTURENAUTでは成虫になる前の若虫(nymph)の段階で収穫・出荷しているので、この研究と同条件のコオロギである

過剰な反応を示す方々が疑問でコオロギについて調べていたところ、ふらっと立ち寄らせて頂きました。
中立的立場から分かりやすく書かれていて、納得しつつ読むことができました。

あくまで選択肢の一つとして研究されている方々に最低限度の敬意はあってほしいなぁと思います。