今後の自分のために「誤字を羅列していきたい」と思います(新たな誤字を発見したら追記します)。
・ 普通の人は気にしなくていいよ
誤字や誤用って普通に、たぶんどのレベルの人でも(めちゃくちゃすごい文豪でも)発生すると思うので、普通の人は気にしなくていいと思います。許してあげてください、一般人の誤字誤用を。
出版物も校正校閲の部門(誤字や間違いを見つける仕事)があるくらいですからね。普通は誤字るものなんですよ。なので、恥ずかしがらずに、情けなさも覚えなくていいです。誤字なんて当たり前のことなので。
よくある誤字の一覧
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・ なんだなんだろう
「なんなんだろう」の誤字。あるいは「なんでなんだろう」の誤字。
・ づつ
ずつの誤字。
これって別に間違いじゃないんですけど、「ひとつづつ」って言葉になるとかなり読みにくくなります。なので、ずつって書いたほうが読みやすくなります。
・ ~ってる
「~っている」の誤字。正確には誤字ではなく「い抜き言葉」です。
これも別に悪い言葉ってわけではないんですけど、敬語的な文章の流れでは不正確ですね。
性格が荒々しいキャラクターの場合は「口語っぽいほうがいいかな?」とも思っていたんですけど、い抜き言葉じゃないほうが読みやすいことが多いです。
・ 見れる
「見られる」の「ら抜き言葉」です。
会話の流れによっては美しくないですね(全部が間違いというわけではないです)。
・ ディティール
ディテールが正しいらしい。「英語の日本語読みはわりと適当でもいい」と個人的に思っているんですけど、日本人はめんどくさいから正したほうがいいです。普通に間違えてました。
・ 細かいディテール
細かいとディテールが意味的に被っているので美しくないです。けど、こういうのって凄く強調したいときなら使ってもいいと個人的には思っています。重複表現は悪ではないというのが僕の持論。世間は違うみたいですけどね。
・ ザ・エンド
「ザ・エンドってね」※正確にはジ・エンド
↑コレのせいでネタにされるのは分かっていますけど、僕は「ザとジ(母音と子音のアレ)」に異常に突っかかってくる人が大嫌いです。そもそもtheはディのほうが近いし、アップルだってアポーだろ。もうホント、こんな細かいことを指摘しないでほしい。誰がこの流れを作り出したんだよ。英語の授業でアポーって言ったら絶対に笑われてたぞ? くだらなさすぎる。それにこれは米国人だって普通に日常的に間違えるレベルのもの。なんでこれだけうるさいんだよ。
・ 頭痛が痛い
よく例に出されるやつ。重複表現でとくに一般人が変だなと感じるやつです。
けれど、「頭痛で頭が痛い」になると意外と変じゃなくなるんですよね。こういうのってマウントを取りたい人が作ったトリックです。重複表現が悪いというわけではなく、言葉の流れが美しくないだけです。騙されないでください。ああいう人間は他人にマウントを取って自分の価値を上げたいだけの人間です。だいたいネズミ講とか謎の専門学校とか売れてもいないのに本の書き方とかを出版してる、その類のやつら。
・ ~ががいい
「~がいい」の誤字。「が」がふたつあっても意外と気がつかないものです。ひらがなが連続すると目が滑るって感じですね。
・ 暖かかくて
「暖かくて」の誤字。パッと見た感じだとマジで分からないです。まるでカメレオンのような文字。
・ 暖かい、温かい
使い分けが大切。
暖かい=気温(体全体)。温かい=スープ(部位)。みたいな感じらしいです。わからなければひらがな。ひらがなが最強。
・ 越えると超える
たぶん一番僕の中で謎な漢字。
直感で選ぶしかないです。なんか色々定義があるけど、その時その時による(NHKですら混乱してるように思えます)。ひらがなが使えるならひらがなが安定。
・ 自身と自信
たまに「どっちだったかな~」って思うやつです。
そこそこの頻度で使う言葉なので、これは特に、常に深く意識をしておいたほうが後々楽です。
・ ことできる
「ことができる」の誤字。
・ 出来きる
「できる」の誤字。個人的にめちゃくちゃ多い誤字です。「出来き」って検索をかけたら10件くらい出てきました(ゴキブリかよ)。
あと、「~することが出来る」ってのもあんまり正確じゃない文章ですね。「~することができる」って書いた方が良い文章です。
・ 問題ないく
「問題なく」あるいは「問題ない」の誤字。文章を修正したときに発生するミス。
・ !?と「」の間のスペース
!?と「」の間にスペースは開けなくてもいいらしいです。
って感じらしいです(凄くどうでもいい)。
ノベルでは発生しない現象なので別に知らなくてもいいと思います。僕のブログくらいですね、関係があるのは。
・ 全角の()と半角の()
間違えた場合は気づくことに時間がかかる凄くめんどくさいやつです。
・ —
環境依存の禁止カード。正確なダッシュ記号は「─」←これ。
普通の人は何を使っても問題ないんですけど、文章を書いてる人にとってはかなり害悪な存在です。よく見ると太さが違うし、環境によっては文字化けすることもあるので本当に最悪です。
辞書登録をして「正しいダッシュ記号を使うこと」をオススメします。
・ 参考と参照
間違ってる可能性があるけど、未だにどっちが適切なのかが分からないやつです。分からないときは別の表現に変えたほうがいいです。
・ 補修
補習の誤字。
修の字が修練や修行の修なので補習の時間の習と勘違いすることがあります。違和感を見逃さないように。
・ 御用
誤用の誤字ですね。
誤字指摘ツイートをする勘違い野郎が一番使う誤字です。こういうやつって本当にダサい。
・ 永遠と
「延々と」の誤字(誤字ではないけど世間では誤字判定されるやつ)。
僕とダルビッシュが間違ってないとブチ切れた言葉で、実際に僕らが伝えたいのは永遠であって、延々ではないです。
まあ、こういう言葉は人の気持ちがわからないやつらに合わせたほうがいいですね。ムカつく相手でも寄り添うことが大切です。エモよりも辞書。頭の硬い古い人間には優しくしてあげましょう。
・ 的を得る
これも誤字じゃない(間違いじゃない)ですけど、書けば必ずツッコまれます。
「当を得る」「的を射る」のどちらかを使ってください。荒れるワード1位です。
・ 二コア
ニコアの誤字。カタカナと漢字の「に」を間違えないように。
・ 成長している
たぶん昔の僕って凄い適当な文章を書いていたと思うんですけど、全然そんなことは(誤字や誤用をめちゃくちゃしていたなんて)思ってもいなかったです。
何が言いたいのかというと、人間というのは自分が思っている以上に愚かだということです。
他人の誤字をコケにできるほど高尚な人間はなかなかいません。偉ぶらないでください。
自分には厳しく、他人には優しくしてあげてください。そして相手の意図を、気持ちを読み取ってください。マウントを取らないでください。あなたは他人を見下して気持ちよくなりたいだけです。文章を読むのも会話をするのも相手の気持ちを読み取ろうとする思いやりが大切です。ちゃんと相手を見てください。くだらない文字の正しさじゃなくて。
○ パン派?「ごはん派です」
× パン派! 「ごはん派です」
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